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2006/05/23
メタボリック・シンドローム
執筆者: 桂 宏保 (11:41 am)
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メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群) お腹の、特に内蔵の周辺に脂肪がたまると、脳卒中や心筋梗塞などの大きな病気になる恐れが高い状態をメタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)と呼ぶ。 生活習慣の変化で、食が豊になる一方で、くるま社会の発達によって身体を動かす事が少なくなった事が内臓脂肪増加の原因と考えられている。 日本内科学会などが昨春に定めた、診断基準によると・・・ ウエスト:男性 85センチ以上、女性 90センチ以上 血圧 :上が130mmHg以上、または下が85mmHg以上 血糖値 :空腹時110mg以上 血中脂質:中性脂肪150mg以上、またはHDLコレステロール40mg未満 ※ウエストに加えて、血圧・血糖値・血中脂質のうち2項目の数値が高い人が該当する。 厚生省の発表によると、中高年世代の該当者は予備軍(1項目該当)も含めると2000万人近くに上るという。 しかし、「男性がウエスト85センチ以上」という基準は少々疑問に思う。私自身、85センチを越えていた時期はあったが、他の項目の数値異常を指摘された記憶は無いし、ウエストが85センチを越えて健康な知人も多くいる。 診断基準設定時の調査対象者数が数百人と少なかった事や、ウエスト以外の3項目の内、ひとつでも当てはまった場合についての算出だった事に起因しているようだ。 いずれにしても、「ウエスト」という毎日“監視”可能な数値が設定された事で、内臓脂肪に意識を向ける人も増えるのではないだろうか。また、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて運動で減少しやすいと言われている。最近お腹周りが・・・、と気になり出したら、軽い運動を心がけてみては?。 |
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