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ヒートアイランド対策 建物を冷やすコンクリート
投稿日時 2006-9-26 16:26:41
執筆者 桂 宏保
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屋上に敷き詰めるだけで 建物を冷やす効果の有るコンクリートが開発された。
一度雨が降ると、約10日間は “打ち水効果”の原理で屋上を冷やしつづけると言う物で、 この夏の実験では、天井裏の温度も5度下がる事がわかり、 一般に行われている屋上緑化計画の半分のコストで、 ヒートアイランド対策ができる。
この保水性コンクリートは吸い込んだ雨水を少しづつ蒸発させる為、 日照りが続かない限り打ち水はいらず、冷却効果を保ちつづける。 また、冬は断熱材の役目をはたし保温効果も期待できると言う。
現状の屋上緑化では、コストと維持費がかかるために 二の足を踏む企業やビルのオーナーも多いだろうが、 保水性コンクリートは半分以下のコストで しかも維持管理の手いらずと来れば、 採用されやすいのではないか?。
開発が進み、一戸建ての建物に使われ始める日も近い?!
2006.9.15日本経済新聞より抜粋要約
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